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2度目のチベット ラサ~徳中温泉 [チベット]

みなさま4週間、お休みをありがとうございました。
6年ぶりのチベットへの修行の旅、濃厚な時間を過ごしてこられました。

素晴らしいことに、6年前も今年も
誕生日にチベットに入境するという奇跡。


ネパールの地震で大きく予定は変わりましたが
修行の日程がこなせたことは、本当にありがたいこと。


6年前はネパールから地上を通って、チベットへ入境。
今回は、成都から、空から(飛行機で)チベットへ入境。
もし、今年もネパールから入境予定だったら、きっと中止になっていたはず。
こんなお導きもあった。

初日~2日目、ラサは成都から行くと、急に空気が薄くなる感じになる。
標高は3700m。チベット的には決して標高が高い方ではないが、苦しい。
いや、苦しいというより眠い。
高山病にならないように、ゆっくり動いて、呼吸を深く。
私の高山病予防は、しゃべる、歌う、笑う、だ。
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前回は、修行後に観光だったポタラ宮殿。
階段を走って駆け上がった思い出がある。

今回は、足が重い。息が切れる。眠い。
とにかくゆっくり歩く。お水を飲む。深く息を吐く。


高度順応に、徳中温泉へ。初めて行く。
標高は4200m。
日本だったら、秘境といわれるだろう。
とても美しい場所。
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徳中温泉の宿泊所には、原泉が出る内風呂もついている。
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居心地は最高だ。

パドマサンババ(チベットに仏教を伝えた人)が修行したという洞窟へ向かう。
朝は雪が降っていた。
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雪山を歩く…。
高度順応中の私たちには少し厳しい。
しかし、見える景色は美しい。
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洞窟のある寺院へ到着すると、チベットティをいただいた。
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このチベットティは、私は好きではない。
だって、お茶なのにしょっぱいから。
6年ぶりなので、とりあえず賞味する。
やっぱりまずい。しかし、懐かしい…。

寺院は、素朴なつくり。雅でないのが私は好きだ。
素朴で力強い。チベットのイメージだ。

寺院で昼食を済ませて、下山しようとするころには
すでに雪はやみ、陽射しが出ていたのでほとんど雪は解けていた。
標高が高いので、日の光さえ出てしまえば、すぐ雪は解ける。

下山すると、徳中温泉へ。
高所で長湯するものではない。
のどがカラカラになり、湯あたりしてしまった。
おかげで、息が切れる切れる。
まるで5000m級の山を登っているかのように、3歩歩いては息が切れる。
長湯は気をつけよう…

私が今回一番つらかったのが、2日目のポタラ宮殿の階段と、この長湯の後の湯あたりだ。

夕飯を食べて元気になる。

今回も、よく食べた。
みんなで食事をしていると…そのうち私の周りにお皿がいっぱい回ってくるようになる。
これは、6年前も今回も一緒だった(笑)

ちなみに食事の写真は一切ない(笑)


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